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三国志から出てきた慣用句で有名なもののひとつに街亭の戦いから出てきたものがあります。 よく政治的な判断や何らかの組織内の内ゲバというような状況で使われるものなので、どこかで聞いたことがあるはずです。 「泣いて馬謖を斬る」というのがこの戦いの時の故事から生まれたものであるといわれています。 馬謖という諸葛亮が徴用していた武将がいたのですが、この街亭の戦いのときに完全に誤った山上の布陣を敷いてしまうのです。 それによって蜀の軍勢は大きな打撃を受けてしまうということになるのですが、これに対してさすがに処罰をしないわけにはいかず、重用していたにもかかわらず馬謖を処刑するということに至ったというわけです。 判断違いによるものですが、有耶無耶にせず責任をしっかりと明確に表して厳罰に処するということをここから表したというわけです。 北伐での大きな戦いとして知られていますが、ここから蜀はじり貧の状態に近づいていくということになります。 |